エドウインがやばいが、次はジーンズメイトの番であろう
エドウインが事業再生ADRの申請を行った。
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20131127-00010000-biz_shoko-nb
これは「借金返せないけど、ちょっと借金棒引きとかしたら、実はなんとかなるかもしれないから相談させてよ!」と金融機関とか債権者とかに交渉する手法である。こうなった原因は、どうやらリーマンショックの時にやった財テクの失敗でこげついた200億円らしいが(そして、経理が謎の自殺をしている)、そうはいっても本業の衣類が大丈夫だったら、ここまではならなかっただろう。つまり、本業も一定程度傷んでいる可能性が高い。
だが、エドウインは単なる前座であり、個人的な本丸はジーンズメイトである。
ジーンズメイトは1990年代に一世を風靡した会社であり、今の20~30代の記憶にはまだ鮮明に残っているかもしれない。ただ、商品は完全に「ユニクロ」の劣位互換となり、立地は「しまむら」とだだかぶり。
別に安くはないけど魅力のないジーンズ、なんかドンキ・ホーテっぽいごちゃごちゃした店内。端的に言えば、商品にも立地にも、店の作りにも魅力がないのである(つまり全部だめ)そしてその結果が5年連続営業赤字である。
純利益ベースで赤字でも、営業黒字ならまだ許せるが、5年連続営業赤字となれば、立派なクソ株界の仲間入りである。ただ、すぐにつぶれるわけではない。なんだかんだでジーンズメイトは自己資本比率が非常に高く、現金同等物を相当に持っているので資金繰りが回ってしまっている。これではつぶれたくても、潰れられない!
【ジーンズメイトの株価はここ5年以上下がりっぱなし】
24時間営業なんてやめて、余計な店舗を取りあえずはバンバン潰していくしかないだろう。
http://matome.naver.jp/odai/2138555496255992301